保険は、家の次に大きな買い物といわれています。
何年にも渡って支払っていくので、月々の金額はそれほど大きなものではないので実感は無いかもしれません。
生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査」(個人調査)によると、
年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は
男性で平均28.6万円、
女性で平均19.6万円となっています。
また、同じく生命保険文化センターが実施した「生命保険に関する全国実態調査」(世帯調査)によると
1世帯あたりの年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は平均45.4万円となっています。
年 間 払 込 保 険 料 (性 別)
世 帯 年 間 払 込 保 険 料 (個人年金保険も含む)
上の数字は、年間換算したものです。
それを一生涯と換算すると、およそ約2000万円以上も支払っていることになります。
これほど大きな買い物にも関わらず、大半の方が
「営業の人に薦められたから」「みんなが入っていて、人気があるから」と、
きちんと保険内容を理解せずに軽い気持ちで入っているのです。
それでも、「難しくてわからない!」「どれが今自分に必要なのか?」など不安、お悩みになられたら是非
お気軽にリンクスにご相談下さい。
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入 院 日 数 分 の 給 付 金 が 出 な い !?
医療保険や生命保険の特約には、入院時にお金が出る入院給付金付きの保険があります。
よく、「入院1日につき○○円」ということをよく耳にしますよね?しかし、どんな入院にでも給付金が貰えるものだと安心していませんか?
しかし、そこには思わぬ落とし穴もあるのです。
この保険の場合は、1〜4日間の保険料が一切出ません。
たとえ入院給付額の1日分が1万円だとしても、これだと4日間分自分で払わないといけません。
こんなことが無いように保険に入るときは、
入院給付金がいつから出るのかをきちんと確認しないといけません。
検 査 入 院 で は 給 付 金 が で な い !?
検査で入院であっても、保険給付金は必ず出ると思っていませんか?
保険の契約内容には
「治療を受けることを目的とした入院であること」が条件として給付をしている保険商品があります。
これはあくまで
病気を治すために入院(手術など)することが条件であり、病気の検査を目的とした入院の場合は対象外になります。
保険に入る場合は、必ず
検査入院の場合は保険料が出るか確認しましょう。
手 術 給 付 金 は 全 て の 手 術 が 対 象 で は な い !?
医療保険特約には、入院給付金と手術給付金のついているものがあります。それは入院や手術を急にする場合、安心して受けることができ、家計も助かります。
ところで、みなさんはご存知でしたか?
手術給付金は、
どんな手術にも対応しているわけではないのです。
給付金の受け取りには、細かい決まりごとがあります。
◆ 手術給付の対象外(例)
最近では、給付対象の幅も広がってきているようでずが、保険に入る前は上にある手術が
どれくらいが対象で、給付が出るか必ず確認しましょう。
すでに入っている方は、加入している保険内容を一度見ておきましょう。
高い保険商品を買うのですから、いざ使おうと思ったときに使えないのでは何のために保険に入ったのかわからないですよね?
◆ 手術給付金の額
また、手術内容にもよって給付額が違います。
入院1日の日額は5000円や1万円などに決められていま
すが、手術の場合は入院に日額をベースに、
手術内容に
より、支払い倍率が決められているのです。
保険会社や保険商品により倍率は異なりますが、10倍、
20倍、40倍などとなっています。
ただ、最近では保険料を安くするために手術内容に関係
なく、倍率を一律10倍とする保険会社も多くなってきてい
ます。
保険に入る前、または入っている場合は保険の約款(やっかん)を見て、該当倍率を調べておきましょう。
終 身 医 療 の 入 院 給 付 金 は 何 回 も 出 な い !?
終身保険とは別に、終身医療保険という商品があります。これは、医療にだけ特化した保険です。
入院や手術、ガンなどの保障は手厚く、死亡保障が付いていない、
もしくはあっても小額保障しか無く、保険料もその分安くなります。
しかし、ご存知でしたか?
入院給付金も一生涯続きますが、その日数は保険会社により異なりますがさまざまな条件があります。
・ 1回の入院が60日間は入院給付金を支給。
→ この場合、61日目以降は1円も給付されない。
・ 同じ病気やケガで入院した場合、1度目の退院時から180日以上経過していること。
→ 180日以内に同じ病気やケガで入院しても1入院とされる。
・ 通算最高1095日までなら何度でも給付金給付。
→ 通算1095日を越えると、それ以降給付金は出ない。
また、1回で1095日を越える入院(寝たきり状態)をしても、60日分しか給付金が出ません。
終身医療保険といっても、
万全の保険では無いので注意をしましょう。
医 療 特 約 付 終 身 の 特 約 は 一 生 涯 で は な い !?
保険商品には、ほぼ当たり前のように医療特約が付いています。しかし、ご存知でしたか?
医療特約付き終身保険には落とし穴があるのです。
「終身」と付いているので、もちろん主契約の保障は一生涯です。
しかし誤解されがちなのが、
特約は一生涯保障とは限らないということです。
つまり、65歳で終身保険料の支払いが終わりほっとしているのもつかの間、
いざ病気にかかったら、主契約の保障は続きますが医療特約は続かないということもあるのです。
受 け 取 り に 注 意 !? 個 人 年 金 保 険
65歳になれば、基本的に個人年金が支払われますよね?
でも、公的年金は現在支払われている年金保険料から支給するので、
少子化の進む現在では受け取る額も少なくなり、公的年金だけでは不安の方も多いのではないでしょうか?
安定した老後を送りたいと思うのは誰もが思うことです。そんな不安をカバーするのが、個人年金保険です。
しかし、
個人年金保険の受け取り方にだけは気をつけなくてはいけません!
受け取り方次第で、大きく損をしてしまうかもしれないのです。
個人年金保険による収入は、公的年金とは違い
公的な所得扱いにならない(雑所得)ため、通常の所得税がかかります。
それを回避するためには一時金として受け取ることをおすすめします。
また、複数個人年金保険をかけてる方は同時に受け取るのではなく、据え置きにして時間差で受け取るという方法もあります。
据え置きした分、
利率もかかりますのでわずかですが多く受け取ることができます。
元 本 と 年 金 原 資 は 違 う も の !?
変額個人年金保険にあまり詳しくない方が誤解してしまうのが、「元本保証」と「年金原資保証」です。
「元本保証」とは、元になったお金を保証してくれるというものです。
100万円で資産運用をした場合、元本保証がしてあれば運用が上手くいかなくても
元手の100万円は保証されるというものです。
「年金原資保証」とは、将来受取る年金額の元となる資金を保証するというものです。。
100万円で資産運用をした場合、運用が上手くいかなければ、将来受け取る額は
元手の100万円を下回ることもあります。
しかし、
最低支払い金額は保証されているので支払いがまったく無いということはありません。
しかし、この不景気にはデメリットである商品とも言えます。
上手く運用がいけば受け取る年金額は増えますが、そうでなければ元本を下回る結果となります。
大切な自分の資産を減らさないためには、どのような商品が一番あっているか考えることが必要ですね。