◆ 子会社に行った巨額の融資が回収不能になったのは、親
会社の役員が注意義務を怠り、放置したからであるとして、
株主が現・旧役員に対して代表訴訟を提起した。
◆ 販売部門に所属する従業員が取引先に架空の取引を持ち
かけ、その取引先より多額の現金を騙し取った。
被害にあった取引先は、その従業員を訴えるととも に、従
業員を管理監督する立場にある社長および販売部門の担
当役員に対して、監督責任を果たしていないとして訴訟を
提起した。